ラッサウイルスの増殖を抑える化合物の発見

ラッサウイルス(LASV) を含む多くの出血熱ウイルスは、動物からヒトに感染する人獣共通感染症であり、近年、局所的なヒトでの大流行を繰り返しています 。今回、研究グループは多種多様な病原性ウイルスに対する化合物スクリーニング系を構築し、塩野義製薬所有の化合物ライブラリーを用いた、出血熱ウイルスを含めた広域なウイルスに対して抗ウイルス活性を有する化合物のスクリーニングを実施しました 。その 結果、インフルエンザウイルス のキャップ依存性エンドヌクレアーゼ (CEN)阻害薬の中から、LASVを含む複数のウイルスに対して強力な抗ウイルス活性を示す化合物を同定することができました。

【北海道大学プレスリリース

【論文情報

図  化合物 A-Dの化学構造(A)

   MTT法による化合物 A-Dの抗LCMV活性と抗JUNV活性(B、C)

   RT-qPCR法に寄る化合物 A-Dの抗LCMV活性渡航JUNV活性(D、E)

                                                                                                                                                                                                                                                                            

 

 

 

 

 

 

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